Language:Asian Japanese 日本語
【エネルギーバランスの維持 下編 - 地球・生命編 Maintaining Energy Balance - Part 2: Earth and Life】
約46億年前、巨大な分子雲(主に水素、ヘリウム、星間塵からなる)は、近傍の超新星爆発の衝撃波や銀河系の渦状腕の重力擾乱によって収縮を始め、太陽系を形成した。収縮の過程で雲は自転を速め、物質は中心へと集まり、扁平な回転円盤構造(原始惑星系円盤)ができた。中心の密度が極めて高い部分が次第に原始太陽を形成した。中心物質は収縮して温度が上昇し、若い原始星(原始太陽)となった。このとき円盤内の温度勾配は顕著で、内側は高温(岩石・金属が凝結)、外側は低温(氷やガスが保持される)であった。円盤内の物質の進化:塵埃粒子は静電気力や衝突によって微惑星(kmサイズの天体)に集まり、その後、重力集積によってより大きな天体へと成長した。太陽形成後に残った原始惑星系円盤の中で、微惑星は頻繁な衝突・合体を繰り返して惑星を形成した。地球もこの頃に形成され、主にガス(H₂、He)と塵(ケイ酸塩、金属酸化物など)からなる。塵の粒子が衝突してkmサイズの微惑星に集まり、さらに周囲の物質を集積して原始地球(地球の原形)ができた。集積の過程で放出された運動エネルギーは熱エネルギーに変わり、地球初期は完全に溶融した状態となった。密度の高い鉄やニッケルは中心へ沈み込んで核を形成し、より軽いケイ酸塩物質は浮上してマントルと原始地殻を形成した。約45.3億年前、火星サイズの天体テイアが原始地球に激突し、放出された破片は軌道上で凝集して月となった。この衝突によって地球の自転軸は傾斜し(約23.5°)、その後の季節変化の基盤が築かれた。天体の自転・公転の運動エネルギーが重力と釣り合い、太陽系は安定的に運行している。
天体形成は偶然の産物かもしれないし、あるいは創造主の緻密な計画かもしれない。地球は炭素系生命のハビタブルゾーンに位置する。さらに太陽は数十億年にわたって安定した核の光を輝かせ、超新星は必要な物質資源を提供し、木星や月が護るように守っている。そのおかげで地球に生命が生まれ、文明が続いてきた。今現在観測可能な宇宙を見渡すとき、これは非常に、非常に特別な存在である。現在の地球に生きる人々は宇宙に感謝すべきである。西洋の言葉を借りれば「神に感謝します」ということになる。
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